誹謗中傷まとめ

誹謗中傷の対象や対処法を書いていきます

ネットの誹謗中傷の問題点

今夏のお話はインターネット上の誹謗中傷の問題点えおお話しできればと思います。

インターネットの中でも特に問題が起こりやすいサイトが存在致します。

それが『匿名掲示板』です。

中でも特に問題が起こりやすいのが、『2ちゃんねる』です。

その匿名性と書き込みの手軽さから誹謗中傷が起こりやすいといわれています。

匿名で書かれている場合、犯罪を起こしても特定される可能性が低くなり、さらにIPやホストが表示されていたとしても、同じホストがいたり、プロキシを使っていたりしていて特定が難しいです。

安易な気持ちで誹謗中傷を書いたつもりでも、2ちゃんねるの削除は難しく、たとえ運営に連絡を入れたとしてもすぐには対応してもらえないまたは、消してもらえない。

このような事態に陥ります。

また最近ではLINEによるイジメも多発しているようです。

LINEにはグループ機能が御座います。

よくあるのが、今まで仲良くしていたグループからいきなり外されるというケースです。

仲間はずれや無視をLINE行う行為です。

またグループトーク

『昨日の食事たのしかったね』

『あのあとのカラオケも楽しかった』

みたいな形で対象者を誘わずにわざわざ見せつけて、精神的にダメージを負わせるというものも御座います。

このような際、まずは警察に相談致しましょう。

ただ警察は事件性が高いものや、緊急性が高いものでないと動いてくれない事が多いです。

なのでしっかりと親、学校内であれば先生方が把握することも大事になってきます。

どうしても対応しきれない、またはどうしても解決したい場合は、一度弁護士さんに相談されるといいでしょう。

ただ金額は大きく掛かるのでそちらはご注意ください。

このように世の中が便利になるにつれ、問題点もかなり浮き彫りになってきました。

 

名誉毀損に関わる法律

名誉毀損とは?

名誉毀損とは不特定又は多数の者が認識できるような場面(公然)で、他人に対する社会的評価(名誉)を損なう、もしくはその可能性のある具体的な事柄を文章もしくは口頭であばき示すこと。(事実を摘示)

名誉毀損は、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は 50万円以下の罰金に処する」刑法 230条第1項

 

侮辱とは?

侮辱とは、他人の人格を蔑視する価値判断を表示することをいう。
抽象的な事実を示すことによって軽蔑する行為は、名誉毀損ではなく侮辱である。

侮辱は「事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する」刑法 231 条

 

 

脅迫とは?

脅迫とは目的のいかんを問わず、相手を脅し威嚇する行為。
脅迫は「生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は 30万円以下の罰金に処する」刑法 222 条第1項

 

これ以外にも誹謗中傷に関わる事案で裁かれるケースはたくさんあります。

実際に言葉ではなくネット上であれば証拠は残ります。

ただその発言した本人がはっきりとわかっていれば問題ないですが、

不特定多数の方が触れるネットなので誰が書いたものなのかわからないケースもございます。

そうなると弁護士を通してという話になるのですが、料金は高くなります。

また特定はしなくてもいいがネット上で書かれているものだけを消したい場合は

専門の業者様に相談されるのがいいかと思います。

基本的に弁護士さんに要請する場合は着手金というのが掛かるのですが、

専門の業者様は基本的に成果報酬なのでご自身で消えている事を確認して頂いてからのお支払いになります。

金銭的に余裕のある方であれば弁護士さんに相談するのが一番の道かと思います。

ただもちろん安い金額ではないので、それなりにご用意は必要となります。

専門の業者様は一案件20000円前後の所がほとんどです。(難しい案件に関してはもう少し掛かるかとは思います)

それほど数もなく弁護士さんに相談するまでもなければやはり専門業者様のほうがよいでしょう。

 

誹謗中傷による自殺

誹謗中傷撲滅

皆さんはじめまして。

これから誹謗中傷でお悩みの方にどのようなケースで最近、 誹謗中傷が行われているか?

またどのような対応をとればいいか?などを掲載していけたら

と思っております。

というのも私自身も誹謗中傷をされた側の人間です。

過去、このことで散々悩み苦しんだ経験があります。

自殺を考えた事はなかったと言えばウソになります。

今は専門業者さんに相談して無事解決しております。

さて、時に誹謗中傷というのは、自殺にまで発展することも珍しいことではありません。

今回はそれに関連した記事を書かせて頂きます。

誹謗中傷により起こった事例

2017年2月01日

滋賀県の高校生が、SNS上で自分を装った誰かが書き込んだと思われる投稿により悩み、警察に相談した翌日に自殺をした。

2016年8月

LINEで中傷被害を受けていた青森の中学2年生の女子生徒が

始業式翌日に飛び込み自殺をした。

2015年

某アイドルがネットストーカーに合い精神安定剤からはじまり、リストカットを行いリストカットで自殺未遂。

誹謗中傷への理解

ここに挙げたのはほんの一例です。

ここでわかることは若年層の方が被害に遭われているケースが非常に多いということです。

近年ネットの発展により、SNSで盛んにやり取りが増え、便利になった反面、このように簡単に誹謗中傷が行われているというのは見逃せない事実です。

上記に挙げた例についてコメントが残されているのですが、

その中には、『メンタルが弱い』、『命を軽く考えてる』

『やり返せばよかったのに』

などの心ないコメントも目立ちました。

しかし、本人達もそんな事は100も承知なのです。

周りもその事を理解した上で対応しなくてはいけません。

誰も好きで命を落としたいわけではないのですから。

ただやはり命を自ら断つという選択は好ましくはありません。

これからの人生を考えればもちろん嫌な事もたくさんありますが、それ以上に楽しい事がたくさんあります。

これは断言できます。

私自身が、過去に被害に遭った経験のおかげで、ちょっとした問題など何とも思いません。問題とすら捉えません。

逆に普通の方がまあまあ楽しいかな。と思ってることでも

こちらはその倍くらい楽しんでおります。

今被害に遭われている方はその用に思えないとは思います。

なので適切な場所に相談して一刻も早く抜け出しましょう。